習い事にひとりで行けるかな?
子どもが今年から小学生になるので、色々と新しいことにチャレンジする機会が増えています。
先日、子どもに「自転車でピアノのレッスンに行ってみる?」というと、
「うん、いってみるー」とすぐにいい返事が返ってきたので、チャレンジさせてみることにしました。
というのも、今までは、車で送迎していました。
家から習い事までは車で5分かからないくらいの距離で、大人が自転車で行けば5分くらいだと思います。
それでも、信号がある歩道もあったり、信号がない歩道もたくさんある道で、下り坂上り坂もあります。
子どもにとっては初めは少し難しい道なのかなーと。
住宅街のため、車の通りもたくさんあって、もう少し周りを見たり危険察知のためには練習させる必要もあるのかなと思っています。
そこで、私もいつも通勤のため自転車を使っているので、一緒にいってみることにしました。
少し余裕をもって、20分ほど前には出発することにしました。
ピアノのカバンを前かごに入れて、ヘルメットをかぶって出発です。
一緒に行きながら、以下のことを教えました。
1.交差点の前では一旦止まること
2.下り坂はゆっくりなスピードでブレーキを使っていくこと
3.信号が青に変わっても一旦左右を確認してから行くこと
4.通っていく道
5.自転車に鍵をかけること
6.ヘルメットを外して、前かごに置いておくこと
これらのことを一つ一つ確認しながら、無事ピアノ教室に到着することができました。
行ってみて、こんなに確認することがあるんだなと気が付きました。
到着は、ピアノ教室が始まるぎりぎりの時間でした。
ピアノのレッスンが終われば、お茶とお菓子を買って、一休みし、また来た道を一つ一つ確認しながら帰りました。
課題としては、
①まだ自転車に荷物を乗せて走るとフラフラとしていたので、まっすぐと走ること
②危険察知力をつけること
だと思いました。
しかしながら、初めて娘と一緒に自転車でツーリングしてみて、とっても楽しく、
子どもも楽しそうにしてくれて、親子のこんな時間もいいなと思ったのです。
子どもは、「またママと一緒に行きたい」と言ってくれました。
少し難しかったからかな?とも思うけれど、やっぱり嬉しいものですね。
後々はひとりで行くために練習していますが、
「もちろん、ひとりで行きたいってなるまで一緒にいくからね」
と返事をしました。
今日を振り返っている中で、昔のこんなことを思い出しました。
子どもとどう接すればいいんだろう?
子どもが2歳ごろにそんな風に子育てに悩んだときのことです。
きっともう少し上手にできるんじゃないかと、たくさんの本を読みました。
何かの本で、子どものお姉ちゃんのように接すると良いと読んだ事がありました。
すぐには意味が良く分からなくて、お姉ちゃんってどう接するの?そんなことできるのかなと思ったことを思い出しました。
親になると、子どものしつけを意識しすぎるあまり、「~しなさい」「~してはいけません」と言いがちになります。
愛する言葉や笑顔を向けるより、そんな言葉ばかり口走るようになり、怒った顔しか見せてないなんてことになったりするのです。
でもよく考えてみると、私はそんな親には育てられたくありません。
自分の顔を鏡で見てみました。
怖かったです。
変わることを強く心に誓いました。
そして今では、その意味も分かり、子どもとは、信頼しあえて、何でも相談できるような関係になっています。
「いつもえがおでいてくれてありがとう」
卒園式で、親にかける一言にその言葉を選んでくれた娘。
その言葉が入った感謝状を渡しながら言ってくれ、たくさん悩んでよかったなと心から思いました。
これからもお姉ちゃんのようにアドバイスしながら、見守っていきたいな。
と思うのでした。
たくさんの笑顔をこれからもみせるね。
では、また!